2010年8月17日火曜日

Art Meets Science-発表要旨(5) 瀬尾拡史さん

実践 medical illustration! ~裁判員裁判を通して~

20098月に行われた全国初の裁判員裁判では、殺害された被害者の傷の状況を説明するために14枚の3DCG画像が証拠と使用されましたが、その画像を全て制作させて頂きました。サイエンスイラストレーションは中途半端な知識・意識では決して出来ません。研究者と同等或いはそれ以上に専門知識を学ぶ必要があります。

今年1月には東京大学医学部公認として初めて、Johns Hopkins大学Department of Art as Applied to Medicineに短期留学生として伺いました。Johns Hopkins大学側としても80年近くに渡る学部の歴史で初めての短期留学生となりました。また2月には、今回の講師であるDavid Mazierski先生がいらっしゃるToronto大学Division of Biomedical Communicationsも1週間見学した他、本場アメリカ・カナダのプロダクションにも多数伺ってきました。

5分間と非常に短い時間ですが、海外での教育現場・実践現場を経験し、日本での実務も経験したことを踏まえ、日本でのサイエンスイラストレーションの魅力や課題について述べさせて頂ければと思います。

(参考URL

http://medical3d.buzzlog.jp/

http://www.youtube.com/user/HirofumiSeo

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