以下、発表者の一人、田中幹人さんの概要です。
田中幹人
Mikihito TANAKA, Ph.D.
Graduate School of Journalism, Waseda University
早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム・コース 准教授
演題:研究者とアーティストをつなぐデータベース構築の試み
概要:
海外調査、そして私たちが行った国内調査の結果からは、研究者もメディア関係者も、「科学技術情報を適切に表現・説明したビジュアル情報の不足」を、現在の科学コミュニケーションにおける問題点として強く意識していることが明らかになっています。
現在、私たちはJST-RISTEX研究開発プロジェクトとして、研究者とメディアの橋渡しを行う「サイエンス・メディア・センター(SMC)」という組織の構築に取り組んでいます(一般社団法人として8月に設立予定)。SMCの事業内容は多岐にわたりますが、上記の調査結果を踏まえ、その事業の一つとして「アーティストと科学者をつなぐ」ことをかかげています。
より具体的には、サイエンス・アーティストの非公開データベースを構築し、研究者コミュニティやメディアの求めに応じて、SMCスタッフがアーティストの紹介を行っていく予定です。
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